今年度、リハビリテーションの一環として

前回ご紹介したアニマルセラピーの他に

制作・散歩・園芸など、一年を通して

利用者さまと一緒に行って参りました。

 

「制作」は季節の行事に合わせたものを題材に、

折り紙を折って作品を作ったり、絵を書く・色を塗るなど

細かい作業で指先を使ったリハビリになります。

特に折り紙は、子供のころにみなさん何度かは経験したことがあり、

馴染みのある方も多いようです。

山折り・谷折りなど色々な折り方を繰り返し、

どんな形になるのか完成を想像しながら制作することが

脳の活性化につながります。

「園芸」は土にふれることでリラックスできたり、

苗の植え付けで手を動かす、一定の時間座って活動することで

運動量が増加します。

外での活動で、季節を感じたり

いつごろ・どんな花が咲くか楽しみに思って

いらっしゃるようです。

過ごしやすい時期は外へ出かけて

近隣を散歩し、記念撮影などをして気分転換。

こうした活動を通して、利用者さま同志の会話の機会が増え、

私たち職員も利用者さまとのコミュニケーションから

その方をよく知ることができます。

 

2月はひな祭り用にコーヒーフィルターを使って

ひな人形の作成中です。

みなさんお好きな色を選んで、様々な模様の着物を着た

かわいらしいお雛様が出来そうです。