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社会福祉法人 誠光会

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2024年3月21日

椎ノ木荘

3名のご利用者が百寿をお迎えになりました

私たちの施設はこの度、格別な瞬間を迎えました。それは、大正12年8月に生まれたS様、大正12年10月に生まれたT様、そして大正13年1月に生まれたA様の3人が、それぞれ100歳の大台に達したということです。

S様には、かつて平壌で著名なデパートを経営されていたお父様の上品さが受け継がれています。国境を超え、時代を経て続くその家族史は、S様がお持ちの特別な背景を語ります。歴史の重みを感じさせつつも、S様はいつも謙虚で温かい笑顔を絶やしません。外からの電話が鳴ると、少女のように足早に駆けていくその姿は、見る人々を和ませます。

野球愛に溢れるT様は、特にソフトバンクを熱狂的に支持しています。ダルビッシュ有選手や大谷翔平選手の活躍も楽しみにされています。T様の野球への熱い情熱は、施設に明るく和やかな雰囲気をもたらしています。

A様はカラオケが得意で、「祝い酒」を十八番としています。また高校野球の熱心なファンでもあり、高校球児への応援がA様にとってのエネルギー源となっているようです。

S様、T様、A様それぞれが持つ豊かな人生経験は、私たちの施設にとって計り知れない価値があります。彼らが語る昔話は、時間を超えた旅をしているかのような神秘的な感覚を提供してくれます。100歳の節目を迎え、私たちは彼らの過去の歩みとこれから迎える日々に深い敬意を表します。

私たちの社会福祉法人は、これらの特別な瞬間を心から大切にしています。それは、ただ長寿を祝うだけではなく、一人ひとりが持つ人生の物語と経験の豊かさを称賛するためです。S様、T様、A様のような人物が集まることで、私たちの施設はより生き生きとし、意味深い場所となります。

最近行われた記念撮影は、彼らの人生からの一コマを捉えた貴重な写真となりました。私たちはこれからも、それぞれの物語を大切にしながら、支え合い、楽しい日々を過ごしていきたいと考えています。

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