あす30日・日曜日は、天気予報では90%の降水確率、
場合によっては、激しい雷鳴も予想されています。
従って、本日土曜に前倒しの花見を敢行いたしました。
桜花はといいますと、これはもう特に申し上げることはありません。
この国の人達が、こよなく愛するほんの限られた時にのみ
その淡い薄紅色を一斉に全開させ、心を虜にさせる
そういう国民的な花ですから。
これを愛でる為に出かけるのは
この国の代表的風物詩なのです。
だから、なにも取り立ててこのように説明する必要はないのですが、
つい、必要以上に過剰になってしまいます。
さて、こぞって夜宮公園に出かけた私達は、
顎を上げっぱなしで大変疲れました。
桜花の潔さ(いさぎよ)を考えると、次は来年ですから、
出来る限りその美しさを心に取り込もうとしています。
一通りの満足に浸って、
椎ノ木に戻って来ましたが、
うまく的中しました。
激しく雨が落ちてきたのです。
僅かな可能性の間隙に
今年の桜花を鑑賞できた幸運に感謝しながら
窓外の景色に見入っておりました。